こんにちはmiracle-magicです。今回は不動産登記簿謄本の読み方について権利部(甲区)所有権に関する事項の解説をしたいと思います。
不動産登記簿権利部(甲区)~始期付所有権移転~
1.不動産登記簿の三部構成
まず毎度おなじみなのですが、不動産登記簿は下記三部構成からなっています、
・表題部
・権利部(甲区)所有権に関する事項
・権利部(乙区)所有権以外の権利に関する事項
これらの構成の詳細については、下記を参考にして下さい。
今回のお話は権利部(甲区)所有権に関する事項の記事となります。
2.始期とは?
それでは、始期付所有権移転仮登記の説明に入っていきます。まず、始期とは何かということですが、『必ず生じる事実(一定の期限・死亡時)に基づいて法律行為の効力が発生する事』を言います。
⇒実現可能性が不確実なことは対象外となります。
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3.不動産登記簿の表示
不動産登記簿の表示は三部構成のうち、権利部(乙区)所有権以外の管理に関する事項になります。
まず上の部分平成30年3月31日に売買により、ミラクルが不動産を取得します。令和1年7月7日にミラクルがマジックへ始期付贈与をを行います。始期がミラクルの死亡なので、簡単に言うと自分が死んだらマジックにあげるということです。仮登記の為、基本的には順位を確保するものとなります。始期付贈与時点(令和1年7月7日)ではミラクルです。
この記事以外にも不動産について様々な記事を書いています。今回もありがとうございました。
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